すぎやまの日々

鉄道&Eスポーツライターの日常とか。

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88の国地域、6の団体から支援申し出
アメリカ 空母派遣 援助隊144人 救助犬10頭以上 救援用機材約150トン分 到着
作戦名「tomodachi」
ニュージーランド 援助隊54人 救助犬
キー首相、日本の援助に謝意を示す
オーストラリア 救助隊72人 救助犬
ドイツ 救助隊41人 救助犬3匹 到着
スイス 救助隊27人 救助犬9匹 到着
イギリス 援助隊63人 救助犬2頭
フランス 援助隊30人
タイ 援助隊24人 救助犬6頭 義援金1400万円
トルコ 援助隊3チーム
シンガポール 援助隊5人 救助犬5頭
ロシア 天然ガス15万トン用意 救援隊200人待機
プーチン「日本との間には問題はあるが、両国は信頼すべきパートナーであるべき」
台湾 義援金2億8千万円 救援隊待機
中国 援助隊15人 義援金1000万円、救援物資4トン 到着
「四川大地震の時の恩は忘れない。我々は日本の人々を助けるために来た。」
韓国 犬2援助5人 120人待機 本隊102人が3/13夜に日本に出発

国連「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する。」

BBC「地球最悪の地震が世界で一番準備され訓練された国を襲った。その力や政府が試される。犠牲は出たが他の国ではこんなに正しい行動はとれないだろう。日本人は文化的に感情を抑制する力がある。」

アメリカ、ウォールストリート「これだけの被害を受けたにも関わらず、この人口一億三千人ほどのこの島国の人々の忍耐には目を見張るものがある。」

イギリス、インディペンデント「消えた街。数千人規模の犠牲者。それでも日本は反撃を開始する。」


これは
私たちに、ではなく。
私たちより前に、この国で暮らし働いた人々への感謝。

世界から愛される国であるために、
私たちはどうしたらいいだろう。
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君の出番

阪神淡路大震災も
宮崎の口蹄疫も
霧島の噴火も
ニュージーランドの大地震も
中東の騒乱も。

そして、今、起きている大震災も。

君は無事でよかった。
家族も無事でよかった。
友達……知り合い、もしかしたら
心配の種はいくつかあるかもしれない。

狭い日本だ。
それはアタリマエのことなんだ。

救援に行けないとか、
家に余った物資がないとか、
自分が生きて行くために必要なお金しかなくて
寄付すらできないとか。

あせるな。
同じ悩みをたくさんの人が抱えている。

でも大丈夫だ。それは君だけじゃない。
焦らなくても、君の出番はちゃんと用意されている。
いまはまだ、その時じゃないだけだ。

農家の君が出荷したものが救援物資になるかもしれない。
コックの君は、これから支援に行く人の食べ物を作っているかもしれない。
ウェイトレスの君の笑顔が、誰かの不安を和らげているかもしれない。
オモチャを作ってるって? それはこどもの笑顔の栄養だ。
パチンコ屋で働いてるって?
その銀色の玉たちは、お客さんの虚しさや寂しさを
洗い流しているかもしれない。

誰だって、誰かのために働いている。
いつもそうじゃないか。
いつもの君の仕事が、どれほど多くの人々のためになっているか。
考えてごらんよ。

焦りは、詐欺師や、便乗商法や、いろいろな悪意に隙を与える。
だから落ち着いて、下手に動くな。

君の出番は用意されている。
まだこないけど、きっとくる。
そのサインを見逃すな。
体力をを温存し、健康を維持するんだ。
時が来れば、ずっと君のターンだ。忙しくなるぞ。覚悟しろ。
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鉄子



替え歌をひらめいた。
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創作 > 鉄路百景 | comments (0) | trackbacks (0)

すぎやまたろう

あるところに、すぎやま太郎という漁師がおりました。
ある日、太郎は浜辺で
大勢の常連さんにいじめられている竜を見つけました。
「あんたたち、余所へ行きなさい」
太郎はいじめっ子に言いました。
「あんたが余所へ行けばいいじゃない」
いじめっ子のひとりが言いました。
「君の人生観は間違ってるよ」
太郎が親切丁寧に教えて上げようとすると
いじめっ子は退散してしまいました。

竜は言いました。
「ケッ、あいつら寒いぜまったく」
太郎は
「てめぇが正義だなんて思うんじゃねえ」と
竜をチョウチョ結びにしちゃいましたとさ。
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潤滑に?

シーテックという会社のCMを聞くとイライラしてくる。なんだか頻繁にテレビに出てくると思ってサイトを見たらグッドウィルグループでした。不祥事で事業撤退したコムスン、ピンハネ訴訟でイメージダウンしたグッドウィルのCM枠をすべてシーテックに差し替えちゃったらしい。契約上、枠をキャンセルできなかったのか、グッドウィルグループとしてテレビ局のスポンサーという立場を維持したいのか解らないけどね。ホームページを見るとFlash版が流れます。

イライラの原因はナレーションです。書き起こしてみました。
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創作 > 絶対文感 | comments (2) | trackbacks (0)

空手 (くうしゅ)

「いらっしゃいませ。こちらへ」
 カウンターに案内された。
 バーテンダーの目が、久しぶりですね、と言っていた。常連客に対して馴れ合わない。初見の客を特別扱いしない。そういう店だった。隣には若いカップルがいて、壁際のテーブル席には年寄りが談笑している。銀座の一等地にある老舗の名前が聞こえた。老人達はこのあたりの老舗の主たちだ。銀座というより新橋の外れのこの店は、昔から地元の客が多かった。

「ジントニック」
 ほとんどトニックウォーターではないか、と思うくらい、アルコールの薄いカクテルが出てきた。私が下戸であることを、まだ覚えていてくれた。
 隣のカップルが席を立ち、続いて老人達が大声で話しながら出て行った。耳が遠いから大声になる。しかし、元気な証拠でもある。この店はちっとも変わっていない。
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記念日

X年前の今日だった。
俺はずぶぬれの彼女を抱きしめ、
騒音に負けないように叫んだ。
「もう大丈夫だ。俺がお前のすべてを引き受ける」
「すべてって、なに」
「いまのお前、お前の過去、そして未来だ」
俺の背中で、彼女が拳を握りしめた。

……それから1年。
「ねぇ、今日、何の日か知ってる?」
「なんだっけ?」

すべてが終わった。
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迷走の塔2

なんだか妙なことに巻き込まれた気がする。しかし、疑問に思ったことは答を知りたい性分だ。剛は老夫婦を連れて多摩中央警察署に向かった。老夫婦の歩く速度に合わせようとするが、ついつい距離が開いてしまう。剛はトレーナーの袖で額の汗を拭いた。まだ2月とはいえ、日中はかなり暖かくなっている。
「またあんたたちか」
警察署の入り口で作業着姿の男が言った。長い棒を持っているところから察するに、彼は刑事なのだろう。警察の入り口はこんな風に門番の男が立っていることが多い。それが制服だったり、私服だったりするけれど、規則としてはどうなっているのだろう、と剛は思った。いけない。また疑問の種がわいてきた。
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迷走の塔

「突然お呼び出ししてすみません」
「どんなお話でしょうか」
里恵は不安そうな表情を浮かべていた。見知らぬ男に呼び出されたわけだから不審に思うのは当然だ。剛はすぐにそれを察して用件を急いだ。
「堺さんとはどんなご関係でしたか」
「えっ」
「亡くなられた堺珠男さんですよ」
「同僚、です」
里恵は小さな声で答えた。表情がさらに硬くなった。剛を警察の人間だと思ったようだ。
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モーニングコール

 携帯電話で女を起こした。昨日の夜、酔った女の部屋を出るときに頼まれたからだ。そして、今日が2回目の目覚まし役だった。私はどんなに遅く寝ても6時には目覚めてしまう。目覚ましが必要ない暮らしになり、自由に寝起きするうちに、そういう身体になってしまった。
 午前8時。電話をかける。7回目のコールで彼女が出た。
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ゴールドブレンド

「コーヒー飲もうか」
「いいね」
「インスタントだけど」
「え、そこにコーヒーメーカーあるじゃない」
「ごめん、豆、切らしてる」
「じゃ、インスタントで我慢する」
「我慢かよ」
20051009.jpg
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煙草

 テーブルの上に煙草があった。

 緑色の箱。メントール系の軽い奴だ。週末に友人達が遊びに来て、そのうちの誰かが忘れていったらしい。私はそれをそのままテーブルに置いておいた。持ち主が取りに来れば返せばいいし、持ち主も次に遊びに来たときまで預けておくつもりだろう。忘れたふりをして、ひとりで来る女、というわけでもなさそうだ。もっとも、私は煙草を吸う女に惚れることはない。
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気分はハードボイルド

食事中にちょっと考え事をしていた。
壁に、瞑想にちょうど良い柄の布がかかっていたせいだ。

「ね、どこ見てるの」
「……ん?」
「どこ見てるのよ」
「明日」
「何が見えた?」
「真っ暗だね」

どうして突然そんなセリフが出てくるわけ? と言われても、出てきちまったものは仕方ない。

「あなたのそういうところ、かっこいい」
「そうかな」
「でも、餃子を食べながらじゃ、サマにならないわね」

俺もそう思う。
20050603.jpg

歓迎@蒲田
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◇祝辞

○けっこんおめでとうございます。
●ほんとにおめでとう。
○結婚すると、新しい世界が広がりますね。
●新生活っていいますからね。
○不倫もできるし。
●しねーよ。
○夫婦喧嘩とか
●まぁそれくらいはあるよね。
○嫁姑のいざこざとか。
●やめろって。
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