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2 名前:すぎやま 2005/03/23 01:35 ID:s19DrnF4
<東海道新幹線>ATCの異常で2年間もスピード違反

 東海道新幹線の300系車両の安全運行を支えている車載用新ATC(自動列車制御装置)の速度補正機能の異常で、約2年間、所定の速度を超えて走行していたことが22日、JR東海の調べでわかった。今月だけで52件に上り、国に申請した最高速度を10キロも上回る280キロで走っていたケースもあった。メーカーのプログラムミスが原因で、運転士だけでなく走行試験でもミスに気づかなかった。報告を受けた国土交通省は詳しい原因究明を指示した。
 JR東海の発表によると、19日午後2時45分ごろ、東京発岡山行き「ひかり377号」が品川―新横浜間を時速170キロで走行中、ATCブレーキが作動、速度表示が下がらないため運転士が手動でブレーキを操作し、所定の速度に戻した。
 ATCを調べた結果、車輪が空転しても実際の速度を認識する速度補正機能にプログラムミスが確認された。このためATCが実際の速度より遅いと認識していたのが原因と判明した。
 同型の12編成で52件の速度超過があり、270キロを超過したのは7件で、9日に新横浜―小田原間で10秒間280キロ、17日は静岡―掛川間を276キロで走行していた。
 JR東海はミスのあった速度補正機能の使用を全面的に停止した。
 03年6月の新ATC導入以来、運転士からの誤検知報告もなく、01年2月から4年間、156日間にわたる試験走行でもミスに気づかなかった。
 JR東海は「速度が超過してもATCブレーキが作動し、衝突などの危険性はないが、2年近くプログラムミスのまま走行していた確率は高い」と見ている。


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